ベトナム ホーチミンへ行くことになったので、持ち物や掛かるお金、生活の様子等を備忘録としてメモしておく。
ベトナム全般について
- 日本人が働いている会社やお店などはたくさんある(レタントン通り)
- 治安はかなりよく、銃がないのがポイント
- ただしひったくりはかなり多い
- 日本、フランス、イタリア、ロシア、韓国、スペイン料理店、ロッテリア、ピザハット、ケンタッキーなどたくさんある
渡航に必要な手続き
- 市役所
必要な手続きは住民票を抜くこと- 住民票を抜く際、新しい住所は「ベトナム」とだけ書けばOK
- 海外転出届も出す(日本にはいませんという届け出、保険や年金にも関係してくる)
- 必要書類
- 大学の卒業証書(ベトナム企業で働く場合)
- 戸籍謄本
通貨
通貨はベトナム・ドン(Viet Nam Dong = VND)。紙幣は100、200、500、1000、2000、5000、1万、2万、5万、10万、20万、50万ドン紙幣が流通しています。コインは200、500、1000、2000、5000の5種類。 1000ドン=約5.6円(2014年現在)
両替
- 両替は空港(若干レートが悪い)、町なかの両替所、銀行、ホテルなど
- ホテルやレストラン、お土産などはアメリカドルで支払えることが多い
- 1ドル、5ドル、10ドルといったアメリカドルの少額紙幣を現金で持参し、少しずつ両替していくのがいい
- しかし、円→ドル→ドンと両替を続けるより、円→ドンに両替するだけのほうがよい、との意見も
- 日本円も都市部では両替可能
クレジットカード
- 中級以上のホテルやレストラン、観光客の多い土産物店などで利用できることが多い
- ただしクレジットカード利用時に数パーセントの手数料が追加されるホテルや店もある
- ATMは都市部が普及しており、クレジットカードや国際キャッシュカードを使って現金を引出すことが可能
- JCBカード
- 海外旅行傷害保険と海外での緊急時に日本語で24時間電話対応してくれる
- 残りはVISAカード、MASTERorAMEXカードでよい(Japan Net Bankおすすめ)
- 海外で一番重要なのはVISAカード
保険
医療保険
- ベトナムは医療費が高い
- 会社負担で海外旅行保険に入っているのなら入る必要はない
- 日本で入ると1年間で10万~12万掛かる
- ベトナムで入ると、1万5000~3万円前後
- 日本で海外用のものへ入る(高い)より、ベトナムで医療保険に入ったほうが安い
- ベトナムの保険 citybank
国民健康保険
- キャッシュレスの海外保険を利用することがほとんど
- 国際病院の場合は、ただの風邪で診察を受けた場合も、1万円~2万円請求
- 海外転出届を提出すると住民登録が抹消され、国民健康保険がなくなる
- 日本に帰国後、住民登録を復活させる必要がある
- 治療費は自身で支払う
- 日本の診療報酬基準が適用され、全額が支払われるとは限らない
- 日本で診療報酬が5万円なら、現地で手術費が20万円かかると支払い額は5万円のみ
- ベトナムの病院で診察を受けた際に必要書類を貰い、日本側に提出すると後ほど還付できるが、利用している人はいない
- ベトナムのローカル病院であれば、金額も高くない(日系や国際病院で診察を受けた場合は高額)
- 国民健康保険の海外診療は1年以内の短期渡航者が対象
- 治療費の払戻は治療費支払日から2年以内
- 払戻金は申請から2ケ月後に振り込まれる
- 詳細は社会保険事務所、市町村窓口にて問い合わせを
現地での健康保険
- ホーチミンでは外国人従業員の公的健康保険・強制加入の義務がある
- 負担額は従業員が契約給与の1.5%
病院
- Family Medical Practice ホーチミンにある日本人スタッフ緊急対応可能
税金
- もちろん海外滞在期間の市民税の支払い義務はない
年金
- 20代は免除申請ができるが、30代以降は海外転出届を出して、収入を確保できるまで支払いを延長すべき
- 国民年金を25年間支払い続けた場合、老後に受け取れる金額は5万円ちょっと
物価
- 2014年、ベトナムの物価は日本と比べて4分の1
1年間の全ての生活費目安: 73万円程度(日本250万円程度)
セダンタイプタクシー初乗り0.7キロ: 12,500ドン 63円
- ワゴンタイプ 1万ドン: 50円
- バス: 4000ドン 20円
- バイク(購入): 25,000円
- ガソリン(満タン): 400円
- ごはん(日本の1/5)
- 定食 麺: 150円程度
- コンビニのおにぎり: 40円
- 水(500ml): 30円
- コーラ(350ml): 39円
- フランスパン1本: 10円
- ベトナムコーヒー: 30円
- お米1kg: 53円(結構美味しいらしい)
- 美容室: 2000円~
- 風邪薬1粒: 15円~
- 歯磨き粉: 100円
- 歯ブラシ: 25円
- ビザ (最長3ヶ月)1回: 10,000円(労働許可証があれば二年間)
- 家賃(1年間)保証金10,000 + 月家賃20,000 + 光熱費3,500 * 12 : 292,000円
交通
- バスは約100円で5時間たっぷり、走行距離175kmで安い
- 定額2000ドン(約20円/ホーチミン市)
- 空港到着時のタクシーは市内中心まで5ドル
- 悪質タクシーは10ドル
- バイクタクシーは2ドル
住まい
- ミニホテルだと、1ヶ月20,000円前後
- 食費と洗濯代で、1ヶ月17,000円前後
電圧とプラグ
- ベトナムの電圧は220ボルト
- 日本から持参する電気器具は、変圧器が必要
- プラグは2穴式のAタイプ、Cタイプ、および3穴式のSEタイプとBFタイプ
時差
- 日本より2時間遅れ(日本が正午のとき、ベトナムは午前10時)
携帯
- 日本から端末を持ってきて、現地のSIMを差し込む
- プランにはポストペイド(後払い)、プリペイド(前払い)の2種類があり、プリペイドが一般的
- SIMロックは500円で解除できる
- SIMカード
- 街中の雑貨屋、コンビニ、「SIM」と書かれた個人商店、携帯電話ショップなどでSIMを購入
- カードを買ったらまず裏面上部を爪でこすりチャージコードを現す
- 「100(カードの番号)#」に電話をかける
- ナンバーをダイヤルするとSIMに金額がチャージされる
- 「mobifone チャージ」と言えば購入可能
- SIM売り場に「mobifone 50% (日付)」と書いてあると50%OFFに
- 携帯代1年間 160円(パケット代) + 100円(通信代) * 12ヶ月: 3,120円
- インターネット
- 契約するにはSMSで申し込みをする必要があり、999宛にコードを送る
- DATA ON: これでデータ通信機能がONになります。
- DK DATA BMIU: BMIUの料金プランに申し込む 申し込む場合はyと返信
- 申込み後に返信があり、申込日と有効期限が書かれている
- HUY MI: 契約中のデータ通信パックを解約
- KT DATA: 契約中のデータ通信パックの情報を表示
- 月200,000VND(約900円)で通信料制限、速度制限ともに無し
- APN設定
- APN: m-wap
- User Name: mms
- Password: mms
- 日本語対応カスタマーサポート 9393へ電話を掛ける
- 契約するにはSMSで申し込みをする必要があり、999宛にコードを送る
生活用品
- 飲料水、トイレットペーバー、洗剤、調理ガス(ベトナムではガスが通っていない)
- 1年間で、100円(生活用品) * 12 + 800(調理ガス): 2,000円
天気
- 乾季は11月から5月、雨季は6月から10月
- 11月から3月の乾季も雨は降るが量は少なく、過ごしやすい
- 気温は変化がなく、最高気温が30度から33度、最低気温が20度から25度程度
- 最も暑いのは4月から5月
- 日差しが強いので、日焼け止め必須(シミになる)
持っておくとよいもの
- S字フック(トイレの時など、荷物を掛けておく場所がない)
常識
- 夜は出歩かない
- 情報を聞きたい時は話しかけてきた人ではなく(嘘つきばかり)、自分から話を聞きにいく
- タクシーはなるべく使わない(ホテルやショッピングセンターから出ているタクシーを使う)
- タクシーに乗るときは、最初に値段交渉する
- 物を買うときは相場を調べてから買う
- 海外は性悪説であるということ(日本は性善説、戦争後、二度と日本が戦争しないよう占領軍が~はしてはいけない、~は道徳的ではないなどの常識を植えつけた)
必ず持っていくもの
- パスポート&ビザ
- 現金(日本円、現地通貨、ドル紙幣)
- 航空券
- クレカ(VISA,MASTER)
- ウェストポーチ
- 薬
- 生理用品
- ビニール袋(いろいろな大きさ)
あったらいいな
- 衣類圧縮袋
- 変圧器
- ハンガー(ロープも)
- 日焼け止め
- 文房具
- 蚊除け
アプリ
- 自動翻訳機 VoiceTra4U-M
- 格安航空券検索 Skyscanner
- トラブルCh by損保ジャパン
- 通過コンバーター YAC!(Yet Another Converter)
海外への長期間の渡航に関して
在留届
- 3ケ月以上海外に滞在する場合、最寄の日本大使館・領事館に在留届を提出する
- 届け出は郵送、ファックス、インターネットでも可能
- 届け出用紙は在外公館窓口、日本のパスポート発行窓口、インターネットから入手
- 帰国したら「帰国届」の提出が必要
一時在留証
- 1年以上滞在する場合の短期居住証
- 有効期限は1~3年で更新不可
- 滞在目的と期間によってランクに分かれ、在留証明が発給
- 発給料は60ドル~100ドル
- 在留届 必要記入事項
- 日本国旅券(パスポート)番号(同居家族分も含む)
- 本籍地
- 自宅等連絡先(住所・郵便番号、電話・携帯・FAX番号、メールアドレス)
- 緊急連絡先(住所、電話・FAX番号・メールアドレス)
- 日本国内連絡先(住所、電話番号)
- 同居家族連絡先(携帯番号、メールアドレス)
☆ 在留届を提出することにより、海外居住の期間が「合算対象期間」とカウントされる(年金支払義務期間の25年間の内、海外在住期間があっても支払っている期間と同等とみなされる)
- 海外転出届を提出し、且つ租税条約締結国に住む人は、「租税条約に関する届出書」と「年金の支払いを受ける者に関する事項」を社会保険業務センターに提出すると、所得税は免除され、日本ではなく、滞在国の税法で課税される
☆ 住民票を日本で一旦消さないと、年金請求、住民税、国民健康保険料、介護保険料の支払負担が発生する
- 租税条約締結国 アメリカ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、ベトナム、オーストラリア、韓国、シンガポール、スペイン、中国、ドイツ、ニュージーランド、バングラデシュ、フィリピン、マレーシア
ビザ
- ビジネスビザ
- 1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年の期間がある
- ビザには「シングル」、「マルチ」の2種類がある
- シングルは一度出国すると無効になる
- マルチは期間内で何回でも出入国できる
- 観光ビザだと、1ヶ月しか期限がない
ビジネスビザの取得
- 15日以上の滞在をする場合や、商談などを行う場合に発行される
- 日本国内で新規取得する場合、3ヶ月マルチタイプ: 16,500円、3ヶ月シングルタイプ: 9,500円
- ビザ代行業者、又はベトナム大使館、ベトナム領事館へ直接取りにいく
- 申請書を提出してから2時間ほど発行に時間がかかる
- ベトナム領事館住所: 東京都渋谷区元代々木町50-11
- ベトナム領事館電話: 03-3466-3313
- 3ヶ月を越える滞在をする場合、ベトナム国内法人からベトナムの入国管理局へ申請し、許可証をもらうことで6ヶ月までビザの発行が可能
在留届用紙
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/image/zairyu.pdf
- 外務省在留届電子届出システム
豆知識 (現地の方に聞いたこと)
- ベトナムはレディ・ファーストの文化があり、女性に優しい
- 年に数回、女性の日があり、彼氏が彼女に花束を贈る日
- ドラマの「おしん」がベトナムで流行ったので、日本人女性が人気
- ベトナム人は束縛する人が多い